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月刊「美じょん新報」 [Vision-Shinpou]

  主筆  瀧 悌三
  編集人 金子寿美子
  発行人 福岡暁良
  発行日 毎月20日




─【発行案内】 3月20日号「美じょん新報」

○個展開催記念インタビュー
 土屋禮一(日本画家)
   すべての出会いには意味がある
   最新作品シリーズ〝有由有縁〟の制作にあたり
   あらためて考えた出会いの必然性

○[評壇] 2月の展覧会から:瀧 悌三



美じょん新報

─【発行案内】 2月20日号「美じょん新報」

○インタビュー
 佐藤哲(洋画家)
   日本人画家だからこそ
   描くことのできる
   日本の油絵に挑みたい

○[評壇] 1月の展覧会から:瀧 悌三



美じょん新報

【発行案内】  1月20日号発刊 ─ 

○新春特別インタビュー
 絹谷幸二(洋画家)
  絵は心を映し出す鏡―さらなる心の鍛錬を

○[評壇] 12月の展覧会から:瀧 悌三



美じょん新報

【発行案内】 12月20日号発刊 ─ 

○巻頭インタビュー
 千住博(日本画家)
 伝統の〝枠を広げる〟創作を続けていきたい

○[評壇] 11月の展覧会から:瀧 悌三



美じょん新報

【発行案内】 11月20日号「美じょん新報」

○巻頭インタビュー
 宮田亮平(金工作家)
   東京藝大学長から文化庁長官職を経て
   今、ひとりの芸術家として考えていること

○[評壇] 10月の展覧会から:瀧 悌三



美じょん新報

【発行案内】 10月20日号「美じょん新報」

○巻頭インタビュー
 中島千波(日本画家)
   さまざまな挑戦を経て、ひとりの活動へ
   新たな創造性を求めて

○[評壇] 9月の展覧会から:瀧 悌三



美じょん新報

【発行案内】  9月20日号「美じょん新報」

○巻頭インタビュー
 南口清二(洋画家)
   創立76年二紀会、新理事長に就任
   “いま動く 次のステージへ”

○[評壇] 7、8月の展覧会から:瀧 悌三



美じょん新報

【発行案内】  8月 1日号「美じょん新報」

○巻頭インタビュー
 上村淳之(日本画家)
   文化勲章受章、卒寿を迎えて
   芸術の核心を探る

○[評壇] 6、7月の展覧会から:瀧 悌三



美じょん新報

【発行案内】  6月20日号「美じょん新報」

○巻頭インタビュー
 長谷川徳七(日動画廊社長) 
   未来の巨匠を育てること―
   それが画商の仕事です

○[評壇] 5月の展覧会から:瀧 悌三



美じょん新報

【発行案内】  5月20日号「美じょん新報」

○巻頭インタビュー
 那波多目功一(日本画家) 
   抱負ですか?
   画品ある絵を描きたい
   それだけです

○[評壇] 4月の展覧会から:瀧 悌三



美じょん新報

【発行案内】  4月20日号「美じょん新報」

○巻頭インタビュー
 入江観(洋画家) 
   春陽会100周年を迎えて思うこと

○[評壇] 3月の展覧会から:瀧 悌三



美じょん新報

【発行案内】  3月20日号「美じょん新報」

○米寿記念インタビュー
 中山忠彦(洋画家) 
   100周年の節目に思うこと

○[評壇] 2月の展覧会から:瀧 悌三



美じょん新報

【発行案内】  2月20日号「美じょん新報」

○巻頭インタビュー
 絹谷幸二(洋画家) 
   常に新しい行動と発想を

○[評壇] 1月の展覧会から:瀧 悌三



美じょん新報

【発行案内】  1月20日号「美じょん新報」

○新春特別インタビュー
 奥谷博(洋画家)×奥谷太一(洋画家) 
   受け継がれるアイデンティティ

○[評壇] 12月の展覧会から:瀧 悌三



美じょん新報

【発行案内】 12月20日号「美じょん新報」

○日展理事長就任特別インタビュー
 宮田亮平(日展理事長・金工作家) 
   芸術探究の散歩道‐日展‐

○[評壇] 11月の展覧会から:瀧 悌三



美じょん新報

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【発行案内】 11月20日号「美じょん新報」

○韮崎大村美術館15周年記念 特別インタビュー
 大村智(韮崎大村美術館館長 科学者 ノーベル生理学・医学賞受賞者) 
   聞き手 瀧悌三(美術評論家)
   「芸術活動と私」

○[評壇] 10月の展覧会から:瀧 悌三



美じょん新報

【発行案内】 10月20日号「美じょん新報」

○画業50周年記念特別インタビュー
 山田嘉彦(洋画家) 
   なかなか納得のいく作品が描けず、いつも
   新しい可能性を探し続けてきた50年でした

○[評壇] 9月の展覧会から:瀧 悌三



美じょん新報

【発行案内】  9月20日号「美じょん新報」

○巻頭インタビュー
 土屋禮一(日本画家) 
   日本画家であること
   心の支え 豊かさを創ってくれたのが、
   絵を描くことだった

○[評壇] 7、8月の展覧会から:瀧 悌三



美じょん新報

【発行案内】  8月1日号「美じょん新報」

○巻頭インタビュー
 入江観(洋画家) 
   目指すもの
   もうひとつ先の風景へ

○[評壇] 6、7月の展覧会から:瀧 悌三



美じょん新報

【発行案内】  6月20日号「美じょん新報」

○日本藝術院会員就任記念特別インタビュー
 千住博(日本画家) 
   今、伝えたい『世界は色彩に満ちている』真実のこと

○[評壇] 5月の展覧会から:瀧 悌三



美じょん新報

【発行案内】  5月20日号「美じょん新報」

○巻頭インタビュー
 小杉小二郎(洋画家)×瀧悌三(美じょん新報主筆)   
   挿画展機に語り合う事あれこれ

○[評壇] 4月の展覧会から:瀧 悌三



美じょん新報

【発行案内】  4月20日号「美じょん新報」

○巻頭インタビュー
 笠井誠一(洋画家)   
   卒寿記念特別インタビュー
   絵に生きて来た人生―来し方の記
   画業70年―いま考えていることをお話しします

○[評壇] 3月の展覧会から:瀧 悌三



美じょん新報

【発行案内】  3月20日号「美じょん新報」

○巻頭インタビュー
 奥谷博(洋画家)   
   神奈川県立近代美術館
   「奥谷博―無窮へ」開催記念

○[評壇] 2月の展覧会から:瀧 悌三



美じょん新報

【発行案内】  2月20日号「美じょん新報」

○日展115周年記念 特別インタビュー
 奥田小由女(日展理事長・工芸家)   
   日展のいまとこれから

○[評壇] 1月の展覧会から:瀧 悌三



美じょん新報

【発行案内】  1月20日号「美じょん新報」

○文化功労者顕彰 新春特別インタビュー
 森野泰明(陶芸家)
   色と形のハーモニーを
   ひたすらに探しつづけて

○[評壇] 12月の展覧会から:瀧 悌三



美じょん新報

【発行案内】 12月20日号「美じょん新報」

○文化勲章受章記念インタビュー:
 絹谷幸二(洋画家)
   ここからもう一度
   良い絵を描いていきたい

○[評壇] 11月の展覧会から:瀧 悌三



美じょん新報

【発行案内】 11月20日号「美じょん新報」

○卒寿記念特別対談 :
 瀧 悌三(美術評論家)・笠井誠一(洋画家)
   私たちの世代から
   次の世代へ

○[評壇] 10月の展覧会から:瀧 悌三



美じょん新報

【発行案内】 10月20日号「美じょん新報」

○VISION初インタビュー :
 洋画家・遠藤彰子
   何事にもとらわれない
   豊かな創作イメージ

○[評壇] 9月の展覧会から:瀧 悌三



美じょん新報

【発行案内】  9月20日号「美じょん新報」

○「上村松園」展 開催記念インタビュー :
 日本画家・上村淳之
   松園をめぐるさまざまな
   解釈と受けついだもの

○[評壇] 7、8月の展覧会から:瀧 悌三



美じょん新報

【発行案内】  8月1日号「美じょん新報」

○巻頭インタビュー :
 彫刻家・日本彫刻会理事長 神戸峰男
   持続可能な日彫会へ
   変化していくために
   今、私にできること

○[評壇] 6、7月の展覧会から:瀧 悌三



美じょん新報

【発行案内】  6月20日号「美じょん新報」

○巻頭インタビュー :
 洋画家 絹谷幸二
   命に限りがあることを再確認した今、できる限りのことを
   コロナ禍からの再出発

○[評壇] 5月の展覧会から:瀧 悌三



美じょん新報

【発行案内】  5月20日号「美じょん新報」

○巻頭インタビュー :
 洋画家 笠井誠一
   時代の大きなうねりと変化の風を受けて思う
   日本美術界の基礎力と新潮流について

○[評壇] 4月の春季団体展から:瀧 悌三



美じょん新報

【発行案内】  4月20日号「美じょん新報」

○巻頭インタビュー :
 彫刻家 山田朝彦
   「隣の人に、前の人に、むこう側の人に、私は何を伝えたいのだろう」を考え抜く
   伝えたいことを形にする仕事

○[評壇] 3月の展覧会から



美じょん新報

【発行案内】  3月20日号「美じょん新報」

○巻頭インタビュー :
 陶芸家 鈴木藏
   日本特有の自然観によって生まれた志野の可能性の追求
   志野に宿る日本的な感性を もうひとつ、前に進めたい

○[評壇] 2月の展覧会から



美じょん新報

【発行案内】  2月20日号「美じょん新報」

○新春特別インタビュー :
 日本藝術院長 高階秀爾
   後世の表現者の豊かな引用源となるために
   日本の芸術を、正確に、伝承していくということ

○[評壇] 1月の展覧会から:瀧 悌三



美じょん新報

【発行案内】  1月20日号「美じょん新報」

○日本藝術院会員就任記念 特別インタビュー :
 日本画家 村居正之
   作家としての「伸びしろ」はまだほとんど無限に残されていると思っています
   さらなる高みをめざして

○[評壇] 12月の展覧会から:瀧 悌三



美じょん新報

【発行案内】 12月20日号「美じょん新報」

○巻頭特別インタビュー :
  彫刻家 吉野毅さん
   仏像に通じる気高い精神性を現代の女性像に形象化する
   日本人の彫刻をつくる

○[評壇] 11月の展覧会から:瀧 悌三



美じょん新報

【発行案内】 11月20日号「美じょん新報」

○巻頭特別インタビュー :
  画家 絹谷幸二さん
   あらためて自分に問い直す
   絵を描くことの意味とその有用性

○[評壇] 10月の展覧会から:瀧 悌三



美じょん新報

【発行案内】 10月20日号「美じょん新報」

○巻頭特別インタビュー :
  日本画家 上村淳之さん
   自然と共に生きてこそ識る
   花鳥画の真髄への道

○[評壇] 9月の展覧会から:瀧 悌三



美じょん新報

【発行案内】  9月20日号「美じょん新報」

○巻頭特別インタビュー :
  日展理事長 奥田小由女さん
   コロナ禍から立ち上がるため、新たな一歩を踏み出すとき
   美術の秋を彩る 日展、開催へ。

○[評壇]7、8月の展覧会から:瀧 悌三



美じょん新報

【発行案内】  8月1日号「美じょん新報」

○巻頭特別インタビュー :
  文化庁長官 宮田亮平さん
   コロナ禍からの再興計画
   文化を守り、継承し、未来につなげるために

○[評壇]6、7月の展覧会から:瀧 悌三



美じょん新報

【発行案内】  6月20日号「美じょん新報」

○巻頭特別インタビュー :
  洋画家 佐藤哲さん × 美術評論家 瀧 悌三さん
   江藤哲と佐藤哲
   偉大な技術の継承と新たな創造と

○[評壇]4、5月の展覧会から:瀧 悌三


○緊急アンケート:
  新型コロナウイルス感染拡大防止状況下、美術家・美術関係者に聞く

美じょん新報

【発行案内】  4月20日号「美じょん新報」

○巻頭特別インタビュー :
  公益社団法人 日本工芸会理事長 林田英樹さん

   正しい価値判断のための 伝統工芸論

○[評壇] 3月の展覧会から:瀧 悌三

美じょん新報

【発行案内】  3月20日号「美じょん新報」

○巻頭特別インタビュー :
  彫刻家 山本眞輔さんさん

   心の起伏を表現し続けた60年のあゆみ

○[評壇] 2月の展覧会から:瀧 悌三

美じょん新報

【発行案内】  2月20日号「美じょん新報」

○巻頭特別インタビュー :
  日本画家 土屋禮一さん

   平成から令和へ―大嘗祭「大饗の儀」

○[評壇] 1月の展覧会から:瀧 悌三

美じょん新報

【発行案内】  1月20日号「美じょん新報」

○巻頭特別インタビュー :
  彫刻家 澄川喜一さん

   木に寄り添い、個性を活かす

○[評壇] 12月の展覧会から:瀧 悌三

美じょん新報

【発行案内】 12月20日号「美じょん新報」

○巻頭特別インタビュー :
  日本藝術院会員 金工作家 春山文典さん

   アルミ鋳金による独自の創造性
    「芸術的に」つながって、今の自分があるということ


○[評壇] 11月の展覧会から:瀧 悌三

美じょん新報

【発行案内】 11月20日号「美じょん新報」

○巻頭特別インタビュー :
  彫刻家 神戸峰男さん
   ~形が精神を表現する~
    偶然出会い、それを活かす―50年のあゆみ

○[評壇] 10月の展覧会から:瀧 悌三

美じょん新報

【発行案内】 10月20日号「美じょん新報」

○巻頭特別インタビュー :
  彫刻家 絹谷幸太さん
  洋画家 奥谷太一さん
   自然発生的創造性
   垣根も、重圧も、軽々と超えて行く―新世代対談―

○[評壇] 9月の展覧会から:瀧 悌三

美じょん新報

【発行案内】 9月20日号「美じょん新報」

○巻頭特別インタビュー :
  陶芸家 森野泰明さん
   色、形、模様の調和ありき
   自らの創作を、日々、更新し続けるために

○[評壇]7、8月の展覧会から:瀧 悌三
美じょん新報

【発行案内】 8月1日号「美じょん新報」

○令和記念 2号連続特別鼎談 :
令和元年美術論2
~新しいフロンティアを切り拓くために~

瀧 悌三さん(美術評論家)
本江邦夫さん(美術史家)
土方明司さん(美術評論家)

本江邦夫氏が6月3日に急逝されました。
ご逝去を悼み、心から哀悼の意を表します。

○[評壇]6、7月の展覧会から:瀧悌三
美じょん新報

【発行案内】 6月20日号「美じょん新報」

○令和記念 2号連続特別鼎談 :
令和元年美術論
~新しいフロンティアを切り拓くために~

瀧 悌三さん(美術評論家)
本江邦夫さん(美術史家)
土方明司さん(美術評論家)

本江邦夫氏が6月3日に急逝されました。
ご逝去を悼み、心から哀悼の意を表します。

○[評壇]5月の展覧会から:瀧悌三
美じょん新報

【発行案内】 5月20日号「美じょん新報」

○新春巻頭特別インタビュー :
 小説家 黒井千次さん

  日本芸術院創立100周年

  時間の試練を受けてなお、そこに残る真価を求めて

○[評壇]4月の展覧会から:瀧悌三
美じょん新報

【発行案内】 4月20日号「美じょん新報」

○新春巻頭特別インタビュー :
 日本画家 平松礼二さん

  継続的創造性とその先にあるもの

○[評壇]3月の展覧会から:瀧 悌三

美じょん新報

【発行案内】 3月20日号「美じょん新報」

○新春巻頭特別インタビュー :
 洋画家 馬越陽子さん

 「人間性の解放」を描く激動の創作人生

○[評壇]2月の展覧会から:瀧 悌三

美じょん新報

【発行案内】 2月20日号「美じょん新報」

○新春巻頭特別インタビュー :
 洋画家 奥谷 博さん

 「筆一本の画家人生、洋画界のトップランナー」

○[評壇]12・1月の展覧会から:瀧 悌三

美じょん新報

【発行案内】 1月20日号「美じょん新報」

○新春巻頭特別インタビュー :
 文化庁長官 宮田亮平

 「新文化庁始動! 明日の活動について」

○[評壇]12月の展覧会から:瀧 悌三

美じょん新報

【出版案内】 月刊「美じょん新報」

美じょん新報

美術界・書道界の“今”をお伝えする月刊誌。

毎号トップ特集では、大物作家や業界トップを迎えてのインタビューや対談を企画。他紙にない豪華執筆陣が美術・書道界の旬の話題に迫ります。


主筆  瀧 悌三

編集人 金子寿美子

発行人 福岡暁良

発行日 毎月20日




美じょん新報


発刊のことば

近頃、噂話として耳にした説に、こういうのがあります。

「五百年に一度、地殻変動のような大乱があり、時代を尖鋭に画す。この前の大乱は、十一年続いた応仁の乱。この乱は、乱以前の守護大名時代を消滅させ、乱後の戦国大名時代を創出した。この乱を境に、旧代は決定的に去って再び戻ることはない。それから五百年後の今日の平成不況は、これまた応仁の乱に相当する地殻変動的な大乱。既に十年の歳月が流れ、十一年目にやがて入るが、この不況は、不況前と不況後を決定的に画し、古い不況前とは全く別の新時代を発足させる。」
 以上であります。

 仮に、この説を信じるとすれば、これからの、二十一世紀の時代は、私どもの創造を超えた得体知れないもので、不安におののく外ありませんが、そういう新時代では、美術はどのように変貌していくのでありましょうや。正直申して、私どもの智恵では、とてもとても、見当もつきません。 しかしながら、およそ百年前を振り返ると、こういう美術観に出会います。美術新聞のはしりの「美術新報」創刊号(明治三十五年三月十日付)に載った文です。より具体的に言うと、その第一面の巻頭を飾った「発刊の趣旨」の、書き出しのところです。

 「美術は国家の精粋也。国家の理想也。社会の趣味也。文明の光華也。時代の精神也。貔貅(兵士)百万、艨艟(戦艦)山の如く、其武は以て世界に横行するに足るも、農工商業大いに進歩し、積累薀蓄、其富は以て列国に冠絶するに足るも、其美術の以て之に伴ふもの無くんば、其国民は未だ世界に向かって(自らを)誇りと為すに足らざる也。人は固より麺麭(パン)のみに由りて生活するものにあらず。麺麭以上至高至大、至心至善なる理想無くんば、是れ其社会は没趣味なりと謂はざる可からず。而して美術は理想の代表也。」

 この文は、一読素朴な趣ながら力強い調子に満ちています。再読三読すると、富みを積みながら美術に成果のはかばかしくない平成日本の衰退ぶりを、ぐいと突く観もあります。古風のうちに新鮮さが覗き、志高らかで、鼓舞するものがあり、勇気づけられます。

 その「発刊の趣旨」は、美術新報が情報と論説の冊子としてスタートすることを結論的に声明しますが、以上のような美術を理想の代表と定義する見解に立って、同新報の活動が国民の品性を高め、国風を養い、社会の安慰を供することを期する旨、謳っています。

 私どもは、この美術新報の発刊精神に大変共鳴しまして、その精神を継承するべく美術新報同様の情報と論説の小冊子「美じょん新報」を、ここに発刊することにしました。従いまして、私どもの「美じょん新報」は、言わば明治の古きに立ち返っての出直しであり、そういう在り方が、得体知れない新時代に果たして通用するのかどうか、今は、全く判りません。しかし私どもは、精一杯頑張ります。宜しく御声援御愛顧のほど、広く広く呼びかけるものであります。
(創刊 1999年10月)

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美じょん新報123号

美じょん新報123号
■300円(税込)
■2010年2月発行

美じょん新報122号

美じょん新報122号
■300円(税込)
■2010年1月発行

美じょん新報121号

美じょん新報121号
■300円(税込)
■2009年12月発行

美じょん新報120号

美じょん新報120号
■300円(税込)
■2009年11月発行

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